大阪府と関西鉄道6社でつくる関西の魅力発信プロジェクト実行委員会は2月21日、「関西の魅力発信プロジェクトセミナー」を関西大学東京センター(東京都千代田区)で開いた。2025年日本国際博覧会協会の波々伯部信彦観光部長が、大阪・関西万博の進行状況や万博を契機とした周遊観光の推進について講演したほか、鉄道6社(JR西日本、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、京阪電気鉄道、阪急電鉄、阪神電気鉄道)が沿線の魅力を語るパネルディスカッションを行った。
冒頭あいさつした大阪府東京事務所の芳本竜一所長は、「大阪・関西万博と観光振興は切っても切れない関係。来場者に関西を周遊、訪問してもらい、経済効果をもたらしてほしい」と期待を込めた。
波々伯部氏による基調講演では、関西地方への観光推進について、「万博に建設する京都府、和歌山県など9府県が出展する『関西パビリオン』を拠点とし、関西各地の魅力を発信していく」と伝えた。
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