岐阜県によると、昨年10月オープンした「岐阜関ケ原古戦場記念館」(関ヶ原町)が3月31日、来館者数が累計5万人になった。これを記念して同日、古田肇知事、西脇康世町長らが出席し、セレモニーが開かれた。
5万人目の来館者は名古屋市から来た植田海斗さん(12)とその家族で、知事が5万人目の認定証と記念品を手渡した。知事は「コロナ禍で入館者を制限している中、5万人も来館していただいたのはうれしい限り。この勢いで、記念館を拠点として広域的な武将観光を展開していきたい」と述べた。
同記念館は、各陣営の動きを見渡せる床面スクリーンや合戦を体験できるシアターを備え、全面ガラス張りの展望室からは古戦場を一望できる。昨年10月22日の一般公開から132日での5万人達成となった。
新型コロナウイルスの感染対策として事前予約制をとり、入館者数や入館時間などを制限している。料金は一般500円、大学・高校生300円。