
東京都内で開いた説明会
長野県観光機構は18日、長野県学習旅行誘致説明会を東京都内で開催した。2016年度の学習旅行の受け入れ実績などを報告したほか、体験・学習プログラムをPRした。
学習旅行誘致推進協議会の吉池輝樹事務局長によると、県外からの学習旅行の16年度の来訪学校数は前年度より215校増加の4593校で、延べ児童・生徒数も1万1986人増加の86万3862人だった。
16年度の延べ児童・生徒数を宿泊地別に見ると、「菅平高原」「志賀高原・北志賀高原」「その他の佐久地振管内」の順となった。学校は東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏と大阪からが多く、最近では海外からの教育旅行受け入れが増えている。特に中国からの小・中学生が多いという。
体験・学習プログラムでは、「障害がある」「運動が苦手」といった児童、生徒も着座式スキーなどが楽しめる「ユニバーサルツーリズム」を紹介したほか、来年4月25日~6月16日の53日間にわたって開かれる「第36回全国都市緑化信州フェア」(愛称・信州花フェスタ2019)をPRした。
信州花フェスタのメイン会場は長野県松本平広域公園で、サブ会場は国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区、大町・松川地区)と、長野県鳥川渓谷緑地。メイン会場では、信州の風景を500品種、50万株の花、緑で満喫できる。展示や体験を通して花や緑を学ぶ機会を提供する。サブ会場では、体験・学習ができるプログラムを多数用意する。
東京都内で開いた説明会