長野県の大町市特別プロモーション実行委員会(会長・牛越徹市長)は10月20日、東京・南青山のイタリアンレストランにマスコミを集め、「信濃大町メディア懇談会」を開いた。観光PRとともに地元食材を使った料理を提供し、魅力をアピールした。
冒頭あいさつした牛越市長は「NHK連続テレビ小説『おひさま』や映画『岳』などをきっかけに新たな観光プロモーションを展開している。市の観光キーワードは山、水、花、そして人。これらに磨きをかけ、観光客をもてなしたい」と抱負を述べた。
会場にはワカサギのフリットや大町黒豚のローストポークなど、地元食材を使ったイタリア料理が出され、出席者は舌鼓を打っていた。
実行委員会は行政、観光関係者が中心となって、魅力ある観光イベントや効果的な誘客宣伝を企画、実施する団体。懇談会には市長始め、松澤健夫・観光協会副会長や内田幹二・旅館業組合長、坂中正男・商工会議所会頭、遠藤宇宙・立山プリンスホテル執行役員、遠山朋江・りんどう観光取締役ら約30人が参加した。
大町市は長野県北西部に位置し、立山黒部アルペンルートの長野県側玄関口として有名。大町温泉郷や紅葉の名所・高瀬渓谷など見どころも多い。
大町市の牛越市長