鎌ケ谷市、第13回高校生フォトコンテスト開催 観光経済新聞社が後援


若い視点で千葉の魅力を発信

 鎌ケ谷市は6月1日、「第13回『千葉・鎌ケ谷、観光の魅力』高校生フォトコンテスト」の開催を発表した。県内外の高校生を対象に、千葉県の観光資源を若い視点で切り取った写真を募集する。応募期間は12月12日まで。

 このフォトコンテストは、高校生の新鮮な視点から千葉県の観光の魅力を再発見し、県内外へ効果的にPRすることを目的として開催される。鎌ケ谷市が主催し、公益社団法人千葉県観光物産協会や観光経済新聞社などが後援する。

 応募作品は、千葉県や鎌ケ谷市の観光地、名所、自然、各種イベントなどを撮影したものが対象だ。一般部門と鎌ケ谷部門の2部門が設けられ、鎌ケ谷部門に応募すると自動的に一般部門にもエントリーされる。1人4点までの応募が可能で、A4サイズまたは六切りカラーの単写真に限定される。

 審査は、観光・文化・写真に関わる学識経験者や千葉県観光物産協会推薦者、旅行業関係事業者などで構成される7名以内の審査員によって行われる。一般部門では最優秀賞1名、優秀賞3名、入賞5名、入選15名以内が選出される。鎌ケ谷部門では鎌ケ谷市長賞1名、特別賞5名が選ばれる。

 受賞者には表彰式が行われ、ふるさと産品や後援団体からのノベルティが贈呈される。また、応募作品は表彰式後に展示会が開催され、鎌ケ谷市および千葉県の観光資源の魅力を広く発信する場となる。

 鎌ケ谷市商工観光課の担当者は「高校生の若い感性で捉えた千葉県の魅力を、このコンテストを通じて多くの人に知ってもらいたい」と語る。成田空港と東京の中間に位置する鎌ケ谷市の立地を活かし、国内外からの来訪者と千葉県内各地を結ぶ「結節点」としての成長も期待される。

 今回のコンテストでは、「わたしの好きな鎌ケ谷絵画・写真展」との連携も図られる。1枚の写真で両方のコンテストに応募できるフォームが構築され、応募開始時期も合わせられるなど、高校生が参加しやすい工夫が施されている。

 応募方法は、紙ベースでの郵送か、データでのオンライン応募が可能だ。紙ベースの場合は応募票に必要事項を記入し、作品と共に商工観光課まで送付する。データ応募の場合はLoGoフォームに必要事項を入力し、写真データを添付する。

 鎌ケ谷市は今後、県内外の高校への直接訪問やポスター配布を通じて、幅広く参加を呼びかける予定だ。本コンテストを通じて、千葉県の多彩な観光資源が新たな切り口で紹介され、地域の魅力再発見につながることが期待される。

 詳細な応募要項や問い合わせ先については、鎌ケ谷市公式ウェブサイトで確認できる。高校生の皆さんの個性豊かな作品の応募に、関係者は大きな期待を寄せている。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第38回「にっぽんの温泉100選」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 1位草津、2位道後、3位下呂

2024年度「5つ星の宿」発表!(2024年12月16日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第38回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2024年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2025年1月13日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒