銀山温泉組合(山形県尾花沢市)は9月6日から10月3日まで、東北デスティネーションキャンペーン(DC)を記念して、温泉街をライトアップやプロジェクションマッピングで彩る「銀山温泉 千年廻廊2021」を開催する。完全予約制。
観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」を活用。「(新型コロナウイルスの)感染防止策を徹底した安全安心な新しい旅のスタイルの普及・定着を図りながら、将来に向けて持続可能な銀山温泉の姿を探っていくため、温泉街のさらなる魅力向上を目指す挑戦的な取り組み」という。
コンセプトは「歴史と未来を灯す、幻想空間。」。午後5時から9時まで、温泉街を流れる川のマッピング、滝や足湯のライトアップなどで、幻想的なムードを醸し出す。
日帰り客を対象とした、前売りチケット販売による完全事前予約制を導入。料金は大人(18歳以上)千円、学生(小学生から高校生)500円。未就学児は無料。温泉街宿泊者はチケットはいらない。「日帰り客については、期間内に入場できる人数に制限を設けることで3密発生リスクを少なくし、ゆとりある観光をしてもらう」という。
川面のマッピング