鉄道博物館の経済効果、年間112億円に

  • 2010年1月5日

 07年10月にさいたま市にオープンした「鉄道博物館」。昨年10月には来館者が累計で300万人を突破するなど、休日を中心に賑わいをみせているが、埼玉りそな産業協力財団の調べによると、埼玉県内への経済波及効果は年間約112億円に達することが分かった。「県内を代表する産業観光施設」(同財団)になりつつあるようだ。

 08年度の来館者数(約141万人)や運営状況などを基に算出した。それによると、同博物館の管理にかかる支出や来館者の消費など直接効果は約76億円、飲食材料の博物館への納入など1次、2次波及効果は計約36億円に上っている。

 県統計「入込観光客推計調査」によると、07年1年間の県への観光客数は推計で1億1148万人、前年比1.2%増となっている。03年から4年連続の増加。このうち日帰り観光客は8431万人で全体の7割強を占めている。

 同財団によると、鉄道博物館など企業博物館に来館する、いわゆる「産業観光客」は03年から毎年増え続け、07年は同博物館のオープンもあり、前年より165万人増の1549万人となった。

 同博物館は昨年8月、J1サッカーチーム、大宮アルディージャとタイアップし、相互入場割引サービス「昼と夜のダブルファンタジー」を実施した。

 同財団は「利用状況にもよるが、対戦相手の本拠地が遠方であれば宿泊客も増加するのではないか。また、一部のホテルでは博物館入場券付き宿泊プランを設定しており、博物館見学後の翌日、別の県内観光施設を訪れるなどの相乗効果が現れれば経済波及効果はさらに拡大するのではないか」と見ている。

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