
鈴廣蒲鉾本店(神奈川県小田原市)は、主力商品「焼きぼこ」の発売30周年に際し、同商品をリニューアル=写真。だししょう油で皮の香ばしさと奥深い味わいを強調し、10日から販売を開始する。
今回の新・焼きぼこは、同社の常務取締役・鈴木智博氏が幼いころに経験した味の記憶をコンセプトに開発した。皮の香ばしさを引き立てるため「いりこだし」を配合し、表面の皮の香ばしさとあぶり焼き感をより一層強調させた。焼き魚の基本とされる「遠火の強火」を独自製法で再現し、素材の水分が抜けずにうま味を含んだジューシーな仕上がりを実現した。「焼きぼこを初めて食べた5歳時の、シャキッとした皮の厚みとむっちりとした身の食感が今でも鮮明に残っている。新たな焼きぼこもお客さまの記憶に残るような一品となることを願っている」と鈴木氏。
6個入りで1296円(消費税込み)。販売は同社直営各店(店舗詳細は同社ホームページ参照)、公式オンラインショップ(https://ec.kamaboko.com/shop/)。