
意気込みを語る太田原局長(7月22日、東北財務局)
東北財務局は7月22日、新たに就任した太田原和房局長(53)が会見を開いた。同氏は「最近5年間は金融庁で東京証券取引所の改革や新NISA導入、金融商品取引法の改正に加えて“資産運用立国”の実現にも取り組み、幅広い業務の中でも金融に関心がある」と話した。
「東北エリアは人口減少率がトップクラスの厳しさ。東日本大震災の被災地もハード面の復興は進んだが課題は山積している。この現状を踏まえると地元企業の経営改善や事業再生に対する金融機関の支援は不可欠で、金融仲介機能の発揮に向けた貢献についてしっかりモニタリングしていく」と抱負を語る。【記事提供:ニッキン】
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