金沢市は長野市と連携し、春の観光シーズンに向けた観光PRの一環として、共同誘客ポスター=写真=を作成、13日から首都圏の主要駅などに掲出した。JR東日本とJR西日本が協力している。
金沢市は14年に予定されている北陸新幹線金沢開業をにらみ、首都圏からの誘客と都市間交流を目的に昨年2月、長野市と「集客プロモーションパートナー都市協定」を結んでいる。ポスター掲出は、協定を結んで初めての具体的な事業となる。
ポスターは金沢市主計町の桜並木と長野市・戸隠の桜並木が一本の道でつながっているように見えることから、「新しい観光ルートが金沢開業により生まれることをイメージした」と金沢市観光交流課。
首都圏144駅と長野支社管内25駅は26日まで、金沢支社管内49駅は28日まで掲出する。
金沢市はまた、7月に予定されている東海北陸自動車道の全線開通を見据え、愛知県の岡崎、豊田両市、岐阜県高山市と観光交流都市協定、群馬県高崎市と友好交流都市協定を結んでいる。