
ダイニングギャラリー「銀座の金沢」
金沢市は10月30日、東京・銀座1丁目の新築商業施設ビル「KIRARITOGINZA(キラリトギンザ)」の6階に、金沢の工芸と食文化の情報発信拠点、ダイニングギャラリー「銀座の金沢」を開業した。
首都圏における「金沢の魅力の新拠点」と位置付ける。「東京にいながら金沢文化の『彩り』(加賀五彩、多彩な工芸、多彩な文化〈茶・芸〉、食の彩り)や、『かがやき』(北陸新幹線開業の『かがやき』、金箔の輝き)を体感できる空間」(同市)とした。
ギャラリースペースでは、美術工芸から生活工芸まで、金沢で活躍する作り手の作品を展示販売する。加賀友禅、金沢箔、金沢漆器、九谷焼、金沢仏壇、加賀刺繍の国指定6業種のほか、大桶焼、茶の湯釜、琴など希少工芸18品目の作品などをそろえている。
ダイニングスペースは、総席数が51席。内訳はホール32席、カウンター7席、半個室(6人定員)2室。料理とともに器やしつらえもあわせて、金沢の食文化を提供していく。

ダイニングギャラリー「銀座の金沢」