福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」(東京都港区)と新潟県のアンテナショップ「表参道ネスパス」(同渋谷区)は2日から3日間、共同で「アンテナショップフェスティバル」を開いた。都内21ショップ(22道県市)が参加し、代表的な食材を販売した。
フェスティバルは今回で4回目。5月に東京スカイツリー・ソラマチに出店したばかりの「とちまるショップ」(栃木県)や昨年都内に初出店した「あまくさ宝島市場」(熊本県天草市)、公式のアンテナショップはないものの、今年から首都圏で県産品の認知拡大事業を推進している佐賀県佐賀市といった顔ぶれが初参加した。
各ショップによる物産品の試食、販売のほか、人気の「くまモン」など11対のゆるキャラが集まり、会場を盛り上げた=写真。
来場者の試食と投票で参加ショップの中からナンバーワンを決める「発掘 お宝逸品グランプリ」には佐賀市の「ミンチ天(魚ぎょロッケ)」が選ばれた。
たまたま看板を見て立ち寄ったという都内在住の2人連れの老婦人は「都内にこんなにアンテナショップがあるとは思わなかった。地方ならではの味が楽しめ、とてもいいイベントだ」と笑顔で語った。