郵船クルーズ、2025年に新造船デビュー 385室を予定


 郵船クルーズは2025年、新造船をデビューする。船名は未定、総客室数は385室を予定。感染症対策設備を備えるほか、世界でもトップクラスの乗客1人当たりのスペースを確保する。和のおもてなしに最新のテクノロジーを加えた「飛鳥ラグジュアリー」を提供する。

 同社は、3月末にドイツの造船会社マイヤーベルフトと新客船(5万1950トン)の造船契約を締結。今後は船内のデザインや仕様を確定させ、23年にマイヤーベルフトのドックで造船の実作業に入り、25年での引き渡しを予定している。

 新造客船では、環境負荷軽減などのため3種類の燃料に対応するエンジンを中型客船で初めて搭載する。全客室にバルコニーを配し、「飛鳥Ⅱ」でも人気の施設である展望露天風呂を設置する予定。乗客定員は飛鳥Ⅱの85%程度とし、より快適なサービス、船内空間を実現する。

 「最新鋭のシステムを搭載するほか、IT設備でワーケーションの環境を実現させ、ミドルエイジ層のニーズにも対応していきたい」と同社。

 
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