北海道銀行(本店・札幌市)は、インバウンド向けの商品開発やサービスを提供する専門分野の企業と道内の観光事業者や自治体などを結び付ける商談会「インバウンド・プロダクツ2017」を5月18日に札幌市で開催する。外国人観光客の増加を受け、道内の受け入れ態勢の強化を後押しする。現在、出展企業を募集している。
出展企業としては、観光に関連するマーケテイングや通訳・翻訳などの多言語対応、Wi―Fiや決済などのシステム、調査、コンサルティング、デザイン・設計、地域づくりなどを専門とする道内外の企業や団体50社程度を予定。
参加者は、道内各地の宿泊、飲食、小売り、食品、運輸などの観光事業者や観光協会、自治体など500社・団体を想定している。
出展企業は、各ブースで展示を行い、道内の観光事業者などと商談。セミナーやプレゼンテーションを通して商品やサービスの最新情報も提供する。
会場は札幌コンベンションセンター(札幌市白石区)で、出展料は1ブース10万円(税別)。出展者の申し込みは3月17日まで。観光関係者(無料)は、5月10日までに登録が必要。
北海道銀行によると、インバウンド誘致を目的とした商談会は、道内でも数多く開催されているが、受け入れ態勢づくりに特化したものは初めてという。担当の観光産業推進室では「専門企業の協力を得て、道内観光の受け入れ態勢のステップアップにつながる商談会にしたい」と準備に力を入れている。
問い合わせは、北海道銀行・観光産業推進室TEL011(233)1271まで。