経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の10月分速報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)が568億5400万円で、前年同月比4・5%減と、12カ月ぶりに減少した。同月はボウリング場のみ前年同月を上回った。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が5・5%減少。入場者数は一般が12・8%、団体が10・9%それぞれ減少。合計で12・5%減少した。
ボウリング場は同4・6%増の13億2100万円と、2カ月ぶりに増加した。利用者数が5・2%増加した。
ゴルフ場は同12・1%減の88億3千万円と、5カ月ぶりに減少した。利用料金収入が12・0%、利用者数が11・8%それぞれ減少した。
ゴルフ練習場は同5・2%減の26億9700万円と、3カ月ぶりに減少した。利用者数が3・8%減少した。
パチンコホールは同4・8%減の2850億700万円と、43カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、フィットネスクラブなど3業種が前年同月比増加。結婚式場業など2業種が同減少した。