経済産業省は15日、特定サービス産業動態統計調査の2月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、遊園地・テーマパーク(TP)が前年同月比73.3%減の107億1600万円と、17カ月連続で減少した。増加はゴルフ場、ゴルフ練習場の2業種だった。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が70.8%減少。入場者数は一般が70.0%、団体が84.1%それぞれ減少し、全体で71.0%減少した。
ゴルフ場は0.4%増の47億7200万円と、6カ月ぶりに増加。利用料金収入が1.6%、利用者数が3.7%それぞれ増加した。
ゴルフ練習場は7.3%増の27億3800万円と5カ月連続で増加。利用者数が7.3%増加した。
ボウリング場は43.3%減の10億2300万円。パチンコホールは25.8%減の1970億5900万円。ともに20カ月連続で減少した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、全てが前年同月比減少した。結婚式場業が75.7%減、フィットネスクラブが26.3%減と減少幅が大きかった。