
あいさつする西野目会長
近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟(西野目信雄会長)は2月19日、第59回通常総会を東京都港区のシェラトン都ホテル東京で開催し、会員やKNT—CTホールディングス(HD)グループ社員ら200人が出席した。総会では、本部規約の一部改正を承認、次期会長(2015〜16年)に、満場一致で現会長の西野目氏を推挙することなどを決めた。
冒頭あいさつに立った西野目会長は、一昨年は達成したものの昨年は届かなかった「宿泊券1100億円」について、再度挑戦すると強調。さらに、来年近旅連創立60周年の記念の年に向けて「新しい近旅連の形を模索していく」と意欲を述べた。
続いて戸川和良HD社長が、HDの1年の業績や組織改正などについて報告した。
2014年度の方針として「宿泊券増売」「地域特性を活かした事業展開」を挙げ、需要喚起を図るとともに販売に貢献することを掲げた。
今年度の女性文化講座は9月に1泊2日で、支部間交流事業は11月に沖縄で開催する予定になっている。
その他、13年度事業報告と収支決算、14年度収支予算案が承認された。また、定額会費は例年通り1万円とすることや、本部組織などについて定めた規約の一部を改正することが決まった。
来年の創立60周年を前に、引き続き西野目会長が近旅連の運営を指揮することが決まり、西野目体制は5期目を迎えることになる。

あいさつする西野目会長