KNT―CTホールディングス(HD)グループの近畿日本ツーリスト首都圏(近ツー首都圏)と実践女子大学は6月22日、「高齢者・障がい者も楽しめる渋谷観光を作る!」をテーマに、同大学渋谷キャンパスで学生によるツアー企画のプレゼンテーションを開催した。
プレゼンテーションは、今年5月から計6回実施された両者の連携授業「オープン講座a:ユニバーサルツーリズムを学ぶ」を受講した126人(1~4年生)の学生が、集大成として実施。学生らは8チームに分かれ、(1)高齢者で車いすや杖を使用している人(2)視覚障がい者ら10~15人(3)時期を秋~冬(4)場所渋谷中心(5)日帰り旅行―の設定の中、「高齢者や障がい者も楽しめる渋谷観光ツアー」を発表した。ツアーは、「歴史」「パラリンピック」を題材にバリアフリーを取り入れた企画などが提案された。最優秀賞は「ちょっぴり刺激的な大人の遠足IN渋谷」をテーマにVR体験やNHKスタジオパークなど巡るツアー「#渋友」が選ばれた。
KNT―CTHDグループでは、長年培ったバリアフリー旅行の経験とノウハウを生かし、高齢や障がいなどの有無に関わらず誰でも旅を楽しめる社会の実現を目指し、ユニバーサルツーリズムを推進している。
学生126人が参加した