近畿日本ツーリストは箱根山の噴火警戒レベルの引き上げに伴う、箱根町全体の観光への風評被害を憂慮し、20日に国内企画旅行商品メイトで「緊急企画!箱根に行こう」の販売をスタートした。宿泊予約サイト「e宿」では箱根応援特設ページも開設した。
同社は営業を続けている箱根地区の宿泊施設を応援するため「箱根『応援』パンフレット」を緊急造成し各店舗で販売する。パンフレットは現在販売中の「パーソナリップ箱根・山梨」から一部を抜粋したもので、巻頭ページに箱根の規制エリアの情報や地図、箱根温泉旅館協同組合理事長のメッセージを掲載した。販売は東京都内と巻頭近郊の店舗。
また、e宿では「箱根応援特設サイト」を開設。箱根地区の契約宿泊施設全71軒を一挙に掲載する。一部旅館では「応援宿泊プラン」を追加で設定した。
パンフレット、ホームページともに箱根地区の現状について正確な情報を提供することで、観光需要の促進を図る。