農林水産省は、訪日外国人旅行者を農山漁村に呼び込む「SAVOR JAPAN(農泊 食文化海外発信地域)」について、新たに4地域を認定、11日に東京・霞が関の同省で認定証授与式を行った。
認定されたのは栃木県大田原市、静岡県大井川地域、三重県大紀町、大分県国東半島地域。
このうち、大田原市では大田原グリーン・ツーリズム推進協議会が主体となり、昔ながらの農作業や鮎(あゆ)漁などのグリーンツーリズムを推進し、農家との交流を通じて日本の生活を感じる旅を提供している。
国東半島地域で活動している豊の国千年ロマン観光圏は、宇佐神宮の幻の神事「行幸会」を活用したプログラムや、峯道ロングトレイル、だんご汁などの郷土料理、温泉を駆使した滞在交流型旅行を推進している。