農山漁村の自然や食、文化などの地域資源を生かして地域ぐるみで観光客を受け入れる農村ツーリズムを推進する北海道農政部は6月24日、地元大学と連携した「農村ツーリズム現地講座」を実施した。
札幌大谷大学芸術学部の学生23人が参加。札幌市近郊の石狩市高岡地区を訪れ、ミニトマトなどを栽培する増田農園を見学し、苗植え作業の体験や地元飲食店が提供する地元食材を生かした「石狩おもてなし弁当」も試食。地域の魅力づくりの取り組みについて意見交換した。
そのあとは、築100年の古民家を農泊施設に活用している古民家の宿「Solii(ソリィ)」に移動。北海道古民家再生協会の江崎幹夫理事長から、古民家の魅力や再生への経緯などを聞き、古民家を生かした地域活性化への取り組みについて学んだ。
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