軽井沢バス事故から3年 国交省・観光庁、安全対策の徹底強調


 長野県軽井沢町で15人が死亡したスキーバス事故の発生から15日で3年となった。国土交通省、観光庁は、事故の再発防止に向けた安全対策を改めて強調した。

 石井啓一国交相は15日の会見で「悲惨な事故を二度と起こさせないという強い決意の下、貸し切りバス事業者の関係者と共に、引き続きさまざまな対策を実施して、安全、安心の確保に万全を期していきたい」と述べた。

 観光庁の田端浩長官は16日の専門紙向け会見で「バス業界、旅行業界の関係者はしっかりと認識して悲惨な事故を二度と起こさないよう安全を徹底してもらいたい。改正旅行業法では旅行サービス手配業に登録制度などを導入した。引き続き適正な取引を推進する」との考えを示した。

 国交省では、軽井沢スキーバス事故を受けて再発防止策を策定。貸し切りバスの事業許可に更新制を導入したほか、適正化機関による貸し切りバス事業者の巡回指導などを始めた。観光庁では旅行業法を改正し、貸し切りバスの手配などに関わる旅行サービス手配業の登録制度を創設し、下限割れ運賃での手配などを禁止行為とした。

 
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