
組織全体での協力を訴える高橋会長
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の女性経営者の会(JKK、高橋美江会長=栃木県・益子舘里山リゾートホテル)は2月18日、福岡県宮若市の脇田温泉「湯めぐりの宿 楠水閣」で定例会議を開いた。会員40人が出席し、財務に関する研修や補助金に関する情報共有などを行った。
旅館コンサルタントの福地紀之氏が「数字に強くなろう」と題して講演。月次試算表(PL、BS)のチェック実習を中心としたワークショップ形式で行われ、参加者は自社の財務状況を分析し、資金繰り改善の重要性を学んだ。
福地氏は、キャッシュレス決済の普及により現金収入が減少している現状を踏まえ、日々の現金残高の把握や売掛金管理の徹底を呼び掛けた。
会議では各委員会(総務・財務、広報IT、研修、女性活躍)からの報告や今後の活動方針について協議。
高橋会長は、「親会、青年部と一丸となって組合活動に取り組み、宿泊業界を盛り上げることで、享受できるものも多い」と強調。補助金対策の情報共有など、組織全体で協力することの重要性を訴えた。
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