全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)は11月28日、今年9月に連携契約を締結した長崎県諫早市の特産品、じゃがいもを使ったクラフトビール「いさはや”じゃがいも”エール」の仕込み式を東京都内で行った=写真。コロナ禍で苦境にある全国の自治体や事業者を応援する「地域連携プロジェクト」の一環。
当日は諫早市から藤山哲副市長、同ネットワークから同市に本部を置くたちばな信用金庫の塚元哲也理事長、城南信用金庫の川本恭治理事長らが出席。同市飯盛地区で作られたじゃがいもを素材にしたビールの仕込み作業を東京・羽田のビール醸造所で行った。
ネットワークは今月6、7日に観光事業者らが出展する商談会「2022“よい仕事おこし”フェア」を東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催。城南信用金庫の川本理事長は「これら地域連携の取り組みが地方の観光振興につながれば。多くの観光関係者が出展する『フェア』にも多くのご来場を」と話している。