観光庁は、お気に入りの地域に何度も通う新たな旅のスタイルの定着を目指す「第2のふるさとづくりプロジェクト」に関して、公式インスタグラムアカウント(https://www.instagram.com/anewhometown)を開設した。「第2のふるさとづくり」は、国内観光市場の開拓、地域の交流・関係人口の拡大を目指す取り組み。プロジェクトを多くの人に知ってもらえるようインスタグラムによる情報発信を強化する。
「第2のふるさとづくりプロジェクト」は、コロナ禍などで働き方、暮らし方の意識が変化する中、自然に触れる旅へのニーズの高まりや、大都市の若者が田舎に関わりを求める動きなどを踏まえ、昨年10月にスタート。地域活性化につながる国内観光の新たな需要の掘り起こし、2地域居住や多地域居住、地方移住にもつなげる。
アカウント名は「第2のふるさとづくりプロジェクト」、アカウントIDは「A NEW HOMETOWN」。アカウント開設に合わせ、プロジェクトのロゴマークも作成した。デザインは、虫眼鏡の中に、山や川、街並みなどふるさとの風土を表現。そこに定期的に訪れる渡り鳥を加えて、このプロジェクトの狙いを象徴させている。
観光庁は今年度、「第2のふるさとづくりプロジェクト」の推進に向けて19地域でモデル事業を実施中。継続・反復的な訪問が可能となるような滞在環境や移動手段の整備、2回目以降の来訪を促す仕組みづくりなど、モデル地域での実証事業を支援している。