
観光庁は、大型補助事業「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の1次公募の結果として、800件の事業を採択した。1次公募に対しては千件を超える応募があり、有識者で構成する委員会を経て採択事業を選定した。2次公募の受け付けも5日にスタートした。
インバウンドの地方誘客や消費拡大を促進するため、観光事業者が連携して地域の観光資源を磨き上げることで、ツアー、アクティビティ、体験、イベントなどの商品を造成し、販路を開拓するまでの一貫した取り組みを支援する事業。
3~4月に行われた第1次公募で採択された800件の類型別の内訳は、「一般型」が525件、過去に観光庁事業に採択された旅行商品についてインバウンド向けのコンテンツの改善と販路整備を行う「販売モデル構築型」が222件、期間限定や特別な体験のコンテンツを創出・販売する「高付加価値コンテンツ型」が53件だった。
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