一般社団法人・日本地域情報振興協会が主催、内閣府や経済産業省、観光庁、日本観光振興協会などが後援する「日本地域情報コンテンツ大賞2020」の表彰式が11月19日、オンラインで行われた。大賞には長崎県松浦市の「meets!まつうら(Vol15)」、北海道・旭川通運の「モトクラシー」が選ばれた。
全国のタウン誌やフリーペーパー、ウェブ、動画について、評価の高い媒体を選定して表彰するもので、今年で10回目となる。過去最多の222媒体がエントリーした。審査員には観光庁の横田愛地域資源活用推進室長、日観振の村上旭総務課長のほか、建築家の隈研吾氏らが名を連ねている。
meet!まつうらは「読むとアジフライが食べたくなるシンプルな感動が魅力」と高い評価を得た。同市は昨年4月、松浦産アジの認知度拡大と地域活性化を目指し、「アジフライの聖地」を宣言している。本誌は「街と作り手たちのがんばりがみえ、応援したくなる本」という。
観光庁長官賞は埼玉県物産観光協会の「ちょこたび埼玉」が受賞。年2回発行され、県の観光やグルメなど多彩な魅力を紹介するフリーペーパーで、「ちょこっと行ってみようかという気持ちにさせてくれる」ことが審査員の支持を得た。