観光庁長官表彰、瀬戸内国際芸術祭やみちのくトレイル選定

  • 2020年10月13日

 観光庁は2日、第12回観光庁長官表彰の受賞者として3団体・個人を発表した。受賞者は瀬戸内国際芸術祭実行委員会、NPO法人みちのくトレイルクラブ、NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会会長の宮田静一氏。また、地方自治体と連携した地域活性化につながる活動などを評価して、特別感謝状をアイドルグループ、ももいろクローバーZに贈ることを決めた。

 瀬戸内国際芸術祭実行委員会は、地方自治体や企業など48団体で構成。2010年から3年に一度、瀬戸内エリアを舞台に国際芸術祭を開催し、海外メディアにも多く取り上げられるなど、地域のブランディングに貢献した。

 19年に開かれた第4回瀬戸内国際芸術祭には、12の島々と二つの港の周辺を会場に、32カ国・地域のアーティストから作品214点が出展された。計107日間の会期中の来場者数は過去最多の118万人で外国人が23.6%を占めた。

 みちのくトレイルクラブは、青森県八戸市―福島県相馬市間に設定されたロングトレイル、みちのく潮風トレイルの統括本部として、名取トレイルセンターの管理、運営を担う。地域住民の協力を得て、トレイル全線の維持管理にも取り組む。地方自治体、環境省などと連携し、観光を通じた東日本大震災からの復興に貢献している。

 大分県安心院町で1996年に安心院町グリーンツーリズム研究会を発足させた宮田氏は、会員制の農村民泊「安心院方式」を生み出した。2019年の受け入れ人数は7893人に上る。安心院方式は、旅館業法、食品衛生法などの制度改正にも影響を与えるなど、全国のグリーンツーリズムの推進に寄与した。

 受賞3団体・個人はいずれも、新型コロナウイルスの流行後、ウェブサイトやSNSでの情報発信、感染防止対策を実施したイベントなどにも取り組んでいるという。

 長官表彰は、魅力ある観光地づくりや情報発信など、観光振興に貢献した団体や個人を有識者の審査を経て表彰。観光庁の発足後、09年から毎年表彰を実施している。

     
 
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