セントラル・フロリダに
観光庁は、これからの観光産業を担う若手、中堅の従事者を対象に、海外でホスピタリティマネジメントを学ぶための留学費用などを支援する。留学先は、観光ホスピタリティ経営分野で評価が高い米国フロリダ州立セントラル・フロリダ大学。秋期(8~12月)の講座を現地、またはオンラインで受講。募集人員は12人程度を予定。募集は3月22日に開始、4月9日に締め切り。
同大学ホスピタリティ経営学部の秋期の受講必須講座3授業と、特別講座を受講する。事前に大学内の英語学校による2週間のオンライン集中講座を受講。英語学校による集中講座は、英語力の補完と、受講必須講座で使用するシステムへの順応を兼ねる。
観光庁が負担する費用は、授業費、渡航費(往復航空券)、保険料など。自己負担または派遣先企業の負担は、入学試験受験料、教材費、宿舎費用など。
主な応募資格は、観光産業従事者で、実務経験5年以上、満35歳以下の若手から中堅人材であること(アメリカ駐在者も可)。英語力の目安(カッコ内はスコアなど)は、TOEFL iBT(81)、IELTS(6.5)、TOEIC(870)、または同等であると認められる証明書などを提出できることなど。
主なスケジュール(予定)は、国内選考の締め切り4月9日▽入試申し込み締め切り5月1日▽英語授業履修8月22日までに2週間▽秋期授業8月23日~12月3日▽試験12月4~11日▽特別講座12月6~17日▽現地プログラム終了12月19日。
申請に必要な書類などは、観光庁のホームページの募集要項に掲載されている。
受講講座は次の通り。 必須講座=Managing Hospitality and Guest Service Organizations▽Principles of Destination Marketing & Management▽Tourism Industry Analysis▽特別講座=Luxury management