観光庁は11月1日、DMOなどを対象にした観光DXオンライン研修会を実施すると発表した。同庁では2022年度に「観光DX推進のあり方に関する検討会」を設置し、観光地・観光産業の課題や解決策、将来のビジョンやロードマップなどについて検討してきたところ。
観光庁によれば、訪日客を含む旅行者のニーズの多様化に対応し、地域の消費拡大や持続可能な地域経済の実現をめざすためにはマーケティング強化・データ活用が不可欠との考え。このため効果的なデータ活用による観光地経営についての研修を決定したという。
研修は11月29日、12月5・9・17・19日の全5回で、単発の参加も可能。時間は14時から16時で、基礎編1時間、応用編1時間の2時間制とした。
参加費は無料で、Zoomウェビナーでオンライン開催する。テーマや講師は毎回異なり、例えば11月29日の第1回は「データ活用入門」で、Simple Honesty代表取締役の山口翔氏を講師に招く。全日程のモデレーターはやまとごころ代表取締役の村山慶輔氏が務める。
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