
観光庁は3月30日、2022年度観光振興事業「インバウンド受入環境整備高度化事業」の公募を開始した。地域における訪日外国人旅行者の周遊の促進、消費の拡大につながる計画を募集し、計画に基づく事業に補助金を交付する。締め切りは4月28日。
事業には二つの類型がある。「面的整備事業」は、公共交通機関の駅などから個々の観光スポットに至るまでのエリアでの散策や広域的な周遊に係る環境整備を一体的に進める事業。計画の策定者は、市町村、都道府県、DMO、観光地の事業者など。補助率は2分の1以内。
「拠点機能強化事業」は、訪日外国人旅行者の来訪が特に多い、または、その見込みがある観光拠点施設における拠点機能の強化を図る事業。計画の策定者は、観光拠点施設の設置・管理者。補助率は3分の1以内。
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