
リクラボ代表取締役の久保亮吾氏がオンラインセミナーで講演
観光庁は8日、宿泊事業者向け無料オンラインセミナー「採用ターゲットごとの人材確保ポイント」の第1回「中途の採用篇」を実施した。講師は、リクラボ代表取締役の久保亮吾氏が務めた。
久保氏は「人手不足の現況と宿泊事業者が抱える課題」「宿泊事業者が採用活動する際に使うべき2つの力」「採用活動で利用すべきサービスと効率的な使い方」「採用活動のフローと対応のポイント」などについて、講演、指南した。
久保氏は、「新型コロナウイルス感染症の拡大により求人数が激減したものの、Go Toトラベル以降は求人数が大幅に増加している。宿泊業界は人手不足であり、『採用難』『収益減』『待遇改善難』『離職増』という負のサイクルから抜け出すためには採用難の解決が必要だ」と指摘。その上で、「宿泊業界の理想は、『採用増』『収益増』『待遇改善』『離職減』のプラスサイクルで継続的な成長が望める業界になることだ。労働生産人口が減少する中、いかに優秀な人材を採用(Attraction=引きつけ)し、定着させる(Retention=引き留め)か、A&R(引きつけ&引き留め)の強化が課題」と述べた。
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