観光庁、多言語対応に指針、400以上の対訳も掲載


 観光庁はこのほど、外国人旅行者の受け入れ環境整備の一環で、「観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」を策定した。美術館・博物館、自然公園、観光地、道路、公共交通機関などに共通する対応が対象。表記方法の詳細のほか、400以上の用語・文例の対訳を掲載する。

 使用言語は英語を基本に、施設や地域の特性を踏まえ、必要性が高い他の言語でも表記することが望ましいと指摘。表記方法では、英語、中国語(簡体字)、韓国語に関して、固有名詞と普通名詞、ローマ字の使い方の詳細などを紹介する。

 対訳の一覧では、一つの用語、文例に対し英語、中国語、韓国語を記載している。

 英語表記の一例では、「温泉」に関して現状では「Onsen」「Hot Spring」「Spa」が混在しているが、日本固有の温泉文化を正しく表し、すでに海外の旅行ガイドブックなどに定着している「Onsen」への統一を提案している。

 
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