観光庁は2月21日、2024年度の「地域・日本の新たなレガシー形成事業」の公募を開始した。国内外からの旅行者の継続的な来訪や消費額の向上につながる観光資源の形成を促す目的で実施するもの。地域と連携し、事業の実現可能性に関する調査や調査結果を踏まえたプランの作成などに取り組む。また、22年度・23年度募集で選定した事業のうち、良質な案件については合意形成や概略検討などの継続支援をおこなう。
事業を通じて形成をめざすレガシーは(1)地域において最も輝いていた時代の建築物や文化を面的に再現し、活用していく取組(2)地域で受け継がれてきた自然・景観、食、文化、遺産(日本遺産、重要文化財、伝統技術等)等を面または線で再現し、活用していく取組(3)地域における自然・景観、食、文化、人(住民)と、アートなど新しく創出した資源との融合により、地域に人々を惹きつける取組(4)シンボリックで一点豪華主義なものを創出していく取組、の4点のいずれかまたは複数に合致するものが対象となる。
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