
日本観光研究学会関西支部が中心となってつくる「観光力推進ネットワーク関西」(理事長=原一樹・京都外国語大学国際貢献学部教授)は2月16日、阪南大学あべのハルカスサテライトキャンパスで、学生の実践活動組織「関西・学生連絡協議会」の学生研究発表会を開いた。5大学14チームが発表を行い、最優秀賞のNPO法人観光力推進ネットワーク関西・理事長賞に、大阪成蹊大のチーム「Seeing is Believing!」の「Why should you come to Sanda City?~三田の魅力発信~」を選んだ。
研究発表会は、同ネットワーク会員である学生が、日頃の大学での調査研究活動の成果物を発表する場として毎年実施しているもので、今年で10回目となる。今回は5大学14チームが発表を行い、同ネットワーク理事、日本観光研究学会関西支部幹事で構成する審査委員会が審査を行った。
理事長賞に選ばれた「Seeing is Believing!」の発表は、兵庫県三田市の魅力を発信するための英語リーフレットを企画提案する内容。地元の寺で行う座禅や写経の魅力などを英語で発表したことなどが高い評価を受けた。
審査委員長の堀内史朗阪南大国際観光学部教授は、「ポストコロナにおける観光の復活や観光が抱える課題の解決などを、さまざまな観点から分析する発表会だった。今回の成果発表会がさらなる勉強や社会に出てからの仕事などに生かされることを強く期待する」と講評した。
理事長賞以外の受賞は次の通り。
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