北陸財務局は6月26日、北陸三県の6月の経済調査の結果を公表した。石川・富山・福井の3県では能登半島地震の影響は残るものの、復旧・復興需要や北陸新幹線の敦賀延伸効果などもみられるとし、「緩やかに持ち直しつつある」と総括。4月以降、3カ月連続で判断を据え置いたが、個人消費のなかでも観光・旅行関連については持ち直しの傾向が出てきた。
能登半島地震の観光・旅行への影響が懸念されるなか、4月の主要温泉地の宿泊客数は前年を上回った。能登地区では休業が続くものの、北陸新幹線の延伸や「北陸応援割」の効果もあって、「能登地域以外の温泉地では回復している」という。【記事提供:ニッキン】
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