観光を「基幹産業」に 全旅連青年部全国大会


「リアル」「フルスペック」で開催された2年に一度の全国大会

900人が札幌に参集

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部は10月25日、2年に一度の全国大会を札幌市の「ロイトン札幌」で開いた。全国の青年部員約600人、来賓、関係者を含めて約900人が参集。星永重部長(福島県・藤龍館)は「観光を日本の基幹産業にする。その実現とコロナ禍からの復活へ“のろし”を上げるのが今日の全国大会だ」と宣言。次期部長に内定している塚島英太副部長(長崎県・ホテル長崎)は「青年部魂をしっかり継承することが私の果たすべき使命だ」と来年4月に予定される第26代部長への正式就任を前に抱負を述べた。

 星部長は鈴木治彦前部長が昨年2月、コロナ禍でほとんどの団体がオンラインや書面での総・大会を行う中、全国大会をリアルとオンラインのハイブリッドで開催したことについて、「その英断に感銘を受け、自分が部長になる今期は必ずリアルで、フルスペックの大会開催をしようと心に決めた」と述懐。「今大会のテーマを“再会”とした。皆さまと再び会うことができたこと、本当に胸が熱く、うれしく思う」と全国から参集した部員に語り掛けた。

 星部長はさらに「『Keep Trying、観光を日本の基幹産業に』をテーマに今期は活動を続け、宿泊4団体、旅行2団体を代表して、最も多く陳情活動を行った。これら活動が実を結び、『高付加価値化事業』については今年度付いている1千億円をさらに超える予算の獲得、事業の複数年化もお約束いただけたと確信している」と今期の取り組みの成果を強調した。

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