
京都大学経営管理大学院は10月21日、京大で観光シンポジウム2023「観光に『経営研究』は必要か?」を開いた=写真。同大学院創設前の2013年から毎年開催しているもので、KBS創研、S―イノベーション・デザインとの共催。今年度は「京都観光アカデミー」との連携事業としても実施した。
シンポジウムでは同大学院の修了生である一般社団法人Doer創設者の江原まゆみ氏が「負の二項分布」を観光地経営の戦略立案に活用する手法について、JTB総合研究所客席研究員の佐藤郁子氏が、観光業界でのDXのジレンマと対策について講演。
その後、一般社団法人ツーリストシップの田中千恵子代表理事が「ツーリストシップで新たな旅行文化を築く」をテーマに、旅先クイズ会を通した、旅行者に対する旅先の文化・風習、ツーリストシップの理解、浸透の取り組みとその意義を語った。
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