群馬県草津町の黒岩信忠町長や草津温泉観光協会の山本剛史会長らが7日、東京・池之端の観光経済新聞社を訪れ、積田朋子社長と懇談した=写真。弊社主催の「にっぽんの温泉100選」については、21年連続1位に強い意欲を示し、結果を待ち望んだ。
訪れたのは両氏のほか、宮崎謹一・町議会議長、直井新吾・商工会長、黒岩裕喜男・旅館協同組合理事長ら計11人。
冒頭あいさつした黒岩町長は「10月に新たな観光スポット『温泉門』が完成した。また、12月には草津温泉スキー場に新しいゴンドラが稼働し、ガラス張りのレストラン『クリスタル天(そら)』もオープンする。年間を通して集客が見込める『通年型マウンテンリゾート』に一歩近づいた」と述べ、町一丸となって温泉100選1位の回数を伸ばすと強調した。
新型コロナ禍で落ち込んだ入込客数も回復傾向を示している。積極的な観光まちづくりが奏功し、2023年度は過去最高の約340万人となる見通しで「400万人の目標に近づきつつある」(黒岩町長)。
訪日外国人については、1~8月では2万8314人となり、コロナ禍前の19年度比では90%の水準。今後、増加も見込まれることから、初めてフランスを訪問する予定だ。
イベントも目白押し。11月18日からは「湯畑ツリー&イルミネーション」が始まり、その後、「アイスキャンドル」(1月中旬)、「星空ウオーク」(2月上旬)などが実施される。