
花巻温泉(岩手県花巻市、安藤昭社長)は2023年12月18日、創業以来初となる11日間の計画休館を実施行い、期間内は従業員の長期休暇取得を実施し、宿泊業における働き方の改革として働き手の定着化を目標とした当社SDGsの取り組みを進めると発表した。
昨今の物価上昇や優秀な人材確保、異業種への離職防止などに対応するため、給与のベースアップを行う事を決定、初任給も来春入社社員から引き上げる。また実力に応じた定期昇給を別途実施する。このほか従業員食堂の全面リニューアルやスタッフユニフォームの刷新、社宅および社員寮の改装など職場環境や福利厚生の充実にも取り組む考えだ。
◆11日間の計画休館・従業員の長期休暇
この休館は、令和5年度・6年度の観光庁「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」を活用した全館一斉改修工事と一斉点検、メンテナンスを行うことによる安心、安全の向上を目的としております。さらに期間内は従業員の長期休暇取得を実施し、宿泊業における働き方改革として当社ではハード面、ソフト面を向上する休館と位置づけ「向上休館」と命名いたしました。
◆給与ベースアップ
物価上昇や優秀な人材確保、異業種への離職防止などに対応するため、2024年2月より給与のベースアップを行う事を役員会で決定、このベースアップは2023年7月にも行われ今年度2回目の引き上げ実施となり、今回は社員1人当たり平均で5%UPのベアとなります。また、初任給も来春入社の方より現在の募集要項より約10,000円引き上げに加え、実力に応じた定期昇給を別途実施し、優秀な新卒と正社員として未経験者や接客が好きな中途採用の人材確保を図ります。
◆福利厚生、職場環境の取り組み
従業員食堂の全面リニューアルやスタッフユニフォームの刷新、社宅および社員寮の改装など職場環境や福利厚生に取り組みます。