9月20日は、航空事業に対する理解と関心を喚起する目的で定められた「空の日」。国土交通省は同日、都内のホテルで航空功労者を表彰する記念式典を開催した。関係団体との共催で祝賀会も開き、航空業界などから約450人が出席、航空輸送のさらなる発展を祈念した。
航空関係功労者として、操縦士や乗務員、整備士など42人を大臣表彰。記念式典で冬柴鐵三国交相が表彰状などを授与した。
冬柴国交相は「昭和27年の民間航空の再開以降、日本の航空は目覚しい発展を遂げた。今後も安全、安心の確保に官民一体で取り組まなければならない。受賞者の方々も長年の知識と経験を後進の育成に役立ててほしい」とあいさつした。
また、同日から9月30日までの期間は「空の旬間」。全国の空港では一般向けの管制塔見学会や航空教室などのイベントが開かれた。