任期満了に伴う群馬県知事選挙が21日投開票され、無所属新人の山本一太氏(61)が当選した。山本氏は参院議員、沖縄北方担当相などを歴任。自民党観光産業振興議員連盟の事務局長を務めた経験がある。父親は全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)元会長で参院議員、農林水産相などを歴任した山本富雄氏(故人)。
現職の大澤正明氏の引退に伴うもので、自民、公明両党が推薦する山本氏と共産党が推薦する新人の2人が立候補。「GDP拡大を目指した観光振興」などを重点政策に掲げる山本氏がおよそ57万票を獲得し、圧勝した。