群馬県温泉協会(会長=岡村興太郎・法師温泉長寿館社長)はこのほど、日本での入浴マナーを5カ国語で説明するリーフレット「多言語による入浴マナーHow to Enjoy Public Bath」を作成した。同県では来年7月から、群馬デスティネーションキャンペーン(DC)が開催され、あらゆる観光客の増加が見込まれる。温泉旅館などでリーフレットを配布してもらうことで、日本人、外国人問わず、全体の入浴マナーの向上につなげたい考えだ。
リーフレットは両面カラー刷り。「水着やバスタオル着用での入浴はご遠慮ください」などの外国人に向けたマナーから、「飲酒直後の入浴はお控えください」など日本人にも注意してほしいマナーまで8つの事項について、イラストと英語、中国語・繁体字、中国語・簡体字、韓国語、日本語の文で説明する。
屏風畳みにするとハガキ大になり、「男性のワイシャツのポケットに入れられる」(岡村会長)。表紙には各施設名を記入できるスペースも設けた。
岡村会長は「群馬だけでなく、全国の旅館・ホテルで活用してほしい」と話す。
同協会会員には10枚200円で、会員以外には10枚300円で頒布する。
問い合わせは同協会(TEL027・221・9050)。
作成したリーフレット