
感謝祭式典の「女神降臨」の場面
黒岩信忠町長は「草津温泉は温泉と文化を誇りにしている」とし、山田寅幸・同温泉観光協会長、宮崎公雄・草津町議会議長も草津温泉の現状を説いた。大沢正明知事からのメッセージ(代読)では「草津温泉は群馬県の観光推進の原点」とエールが送られた。この日はまさに草津デーに終始した1日だった。
この感謝祭は、土用の丑の刻(午前2時頃)に入浴すると、1年中無病息災という伝えにより、温泉に感謝する意味で始まった「丑湯(うしゆ)祭」が、現在の「草津温泉感謝祭」として開かれているもの。毎分3万2300リットルの湯をこんこんと湧出する温泉に感謝するこの祭りは、女神らによる源泉くみ上げの儀の式典や浴場への献湯などが行われて毎年大勢の見物客でにぎわっている。
圧巻は女神に扮ふんした女性らが草津山に降り立った光景で、真っ暗闇の中に浮き上がった女神たちに一斉に拍手が沸いた。
なお草津温泉は、本社が主催する「にっぽんの温泉100選」で8回連続第1位をキープしている温泉地で、温泉地挙げての一体感で「何としても10回連続の偉業を達成したい」(山田会長)としている。
来賓として招かれた観光経済新聞社、江口恒明社長も「東日本大震災後、物事の考え方が変わり、ライフスタイルを変えた。原点を見据える必要性もある。草津温泉には一体感がある。にっぽんの温泉100選もがんばって9回、10回連続につないでほしい」とあいさつした。

感謝祭式典の「女神降臨」の場面