群馬県が7月から始めた「ググっとぐんま観光キャンペーン」に合わせ、草津町は「遊ぶ、くつろぐ、涼しい夏」をテーマに観光客を誘致する。真夏の平均気温が約18度と低いことをアピールすると共に、さまざまなイベントや体験企画を用意し、もてなす。
「町は東京スカイツリーのほぼ2倍の高さ、標高1200メートルに位置しており、涼しく、過ごしやすい高原リゾート」と草津温泉観光協会。
14日から9月23日までの14日間、「湯畑」周辺をキャンドルの灯りで飾る「夢の灯り」を実施。「キャンドルの灯りと湯煙が奏でる、美しく幻想的な光景は一見の価値あり」と勧める。
自分で摘んだ野山の草花を料理して食べる「草津味体験」や草津温泉熱湯マラソン、昆虫採集体験のほか、草津温泉感謝祭など恒例行事も盛り込み、観光客を飽きさせない。
来年春には源頼朝が入湯したと伝えられる「御座之湯」が再建され、温泉街に新たな魅力が加わる。敷地面積約1200平方メートル、2階建てで、延べ床面積約730平方メートルの規模。
14年に「湯路広場」、15年には「熱の湯」も整備される予定で、温泉街も大きく様変わりする。