
観光庁が10日に発表した主要旅行業43社・グループの22年5月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比278.0%増の1582億6020万円だった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響による行動制限が緩和されたことなどから前年より増加。しかし、新型コロナ禍以前の2019年と比較すると62.4%減となった。
総取扱額は、全社が前年実績を上回った。一方、19年同月比は全社が下回った。また、19年比では、50%に満たなかった会社が8割以上あった。
分野別に前年実績と比較すると、国内旅行が266.0%増の1373億3289万円、海外旅行が388.4%増の197億1529万円、外国人旅行が282.8%増の12億1203万円。19年比では、国内旅行が44.0%減、海外旅行が87.2%減、外国人旅行が94.4%減。
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