
経済産業省は8月30日、新型コロナ対策に係る中小企業への資金繰り支援を延長すると発表した。セーフティネット保証4号について、資金使途を借り換え目的に限定の上、期間を従来の9月末までから3カ月間延長し、当面、12月末までとする。新規融資のみでの利用は9月末で終了する。
セーフティネット保証4号は、融資の返済が滞った場合、信用保証協会が債務の100%を肩代わりする制度。
日本政策金融公庫が扱う資本性劣後ローンは貸付限度額を10億円から15億円に引き上げるとともに、来年3月末まで申し込み期限を延長する。