箱根温泉旅館一の湯、「一の湯農園」を開始


 箱根の温泉旅館一の湯は「一の湯農園」を始めた。

箱根で温泉旅館を展開している「株式会社一の湯」(本社:神奈川県足柄下郡箱根町、代表取締役:小川 尊也 創業1630年) は、JAかながわ西湘とコラボした一の湯農園を試験的に始めました。
荒廃農地の拡大が社会問題の一つとなっている中、JAかながわ西湘とコラボして荒廃農地の解消と地産地消の拡大、地域農業への理解の促進などの社会問題の解決につながる取り組みです。また当社としてもお客様に提供する商品の品質の向上(バーティカルマーチャンダイジング)や従業員の商品に対する理解の深まりが期待でき、さらなる集客につなげることができます。
■一の湯農園の内容 
神奈川県小田原市久野地区の遊休農地を利用し、玉ねぎの栽培を行います。苗2,000本をJAの職員の方にアドバイスを頂き、当社の社員とその家族で植え付け、5月の収穫に向けて草むしりや追肥を行いながら、管理していきます。 当社とJAかながわ西湘がコラボした初めての試みであり、農地を有効活用する新たなアイデアのひとつとして、今後のさらなる展開が期待されています。今後、作物の成長や栽培の様子などについて、当社のinstagramアカウントで発信して参ります。

玉ねぎの苗の植え付け作業玉ねぎの苗の植え付け作業

 

■取組の目的と期待される効果
・お客様に提供する商品の品質の向上
⇒専門家のアドバイスのもと苗、肥料を選定し、栽培します。そして収穫後、干して適切に保管し品質を維持することで、新玉ねぎ本来の甘みを維持し、みずみずしく新鮮な状態で提供することができます。

・新たな集客プランの開発
⇒来年5月の収穫時期には、収穫体験も実施できるプランを販売予定です。普段農業にふれる機会がなかなかない方もお手軽に農業が体験でき、そしてその玉ねぎを箱根一の湯で食すことができます。

・荒廃農地の再生と地産地消の拡大を通じた地域貢献
⇒地元企業向けの農地の有効活用を推進することで、かながわ西湘地区の荒廃農地再生と地産地消の拡大に貢献します。また従業員も農業体験をすることで、地元の農業への理解を深めることができ、普段お世話になっている地域に対して、微力ながら貢献することができます。

子供達も一生懸命!子供達も一生懸命!

 
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