田沢湖・角館観光連盟(秋田県仙北市)は1日、東京のJR上野駅で、10月から12月20日まで行う「秋田美人100人キャンペーン」のPRイベントを開いた。地元の旅館や物産店、飲食店などに務める“秋田美人”100人が勢ぞろいし、「美人がいっぱいの田沢湖・角館にいらっしゃい」と呼び掛けた。
キャンペーンはJR東日本の重点販売地域(ミニDC)指定に合わせて実施。キャンペーンチラシの持参者に市内で使える3千円相当の宿泊券または商品券をプレゼントする。またチラシで紹介されている秋田美人がいる旅館や観光施設でスタンプを押した人には記念品を贈る。
仙北市の門脇光浩市長は「東北の復興、秋田県の元気づくりに、仙北市へ足を運んでほしい」とアピール。
“秋田美人”のひとりで、角館の工芸品販売店「ふらり庵山もみじ」の渡辺里美さんは「震災以降、団体のお客さまが落ち込んでいます。キャンペーンをきっかけに、昔の角館を取り戻したいです」と話していた。
“秋田美人”100人が勢ぞろいしたキャンペーンのPRイベント(JR上野駅で)