秋の客数見込み、5割が「減少傾向」リョケン短観

  • 2008年11月8日

 コンサルタントのリョケンはこのほど、全国の旅館・ホテルを対象に四半期ごとに実施している短期観測アンケートの、今年9月実施分の結果を公表した。それによると、今秋(9〜11月)の客数見込みは減少傾向の回答が多く見られ、特に自館が立地する地域全体の客数では5割が減少傾向と回答した。ガソリン価格や食品などの相次ぐ値上げによる、消費者の遠距離への車移動の敬遠、消費マインドの低下が背景にあると見られる。

 調査は全国の旅館・ホテル708軒に行った。回答数は124軒で、回答率17.5%。

 今秋の客数傾向は、自館では39.0%が減少傾向、19.5%が増加傾向と回答した。横ばい傾向は41.5%だった。

 自館が立地する地域全体では、減少傾向が50.0%となり、回答が最も多かった。横ばい傾向は47.2%。増加傾向は2.8%にとどまった。

 客数傾向を地域別に見ると、北海道・東北で減少傾向が強く、自館で60.9%、地域全体で76.2%が回答した。「東北地区での地震の風評被害の影響が残っているようだ」(リョケン)。

 このほか、減少傾向の回答率が高かったのは、自館では甲信越57.9%、東海40.0%。地域全体では甲信越68.8%、近畿・中国45.0%。

今夏の客数実績減少が35%に
 今夏(7月下旬〜8月末)の客数実績を聞くと、自館では減少傾向と横ばい傾向がともに35.8%だった。増加傾向は28.5%にとどまった。

 地域別では、北海道・東北で65.2%が減少傾向と回答するなど厳しい状況。逆に、北陸で66.7%、四国・九州で62.5%が増加傾向と回答した。北陸は東海北陸自動車道の開通や、前年の地震による風評被害の反動によるものと見られる。

 自館が立地する地域全体の客数実績は、54.4%が減少傾向と、厳しい状況だった。横ばい傾向は33.0%、増加傾向は12.6%だった。

新聞ご購読のお申込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第33回「にっぽんの温泉100選」発表!(2019年12月14日号発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位指宿

2019年度「5つ星の宿」発表!(2019年12月14日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第33回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2020年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2019年度「部門別・旅館ホテル100選」(2020年1月11日号発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram